みなさま、明けましておめでとうございます。
ついに2020年がスタートしました!
昨年の元旦がつい先週のように感じるほど、あっという間に一年は過ぎていくものですね。
所で年始に、今年一年の目標を立てる方は多いと思います。
昨年の目標は今年、どの位達成できましたか?
「ほとんど達成できた!」という方は素晴らしいですね。
しかしほとんどの方は「半分も達成できずに、1年が終わってしました・・」というパターンではないでしょうか。
年始の目標が達成できないのは、
- 目標が明確ではなかった
- PDCAサイクルを回せなかった
という2点が要因になっていることが多いです。
目標をただ紙に書くだけではぼんやりとした内容になることも多く、効率的に行動に落とし込むことができませんし、
目標のための代償がないと他の誘惑に負けて、ひとつのことをやり遂げることができません。
そこで!!
一年の目標を作る時にぜひ活用したいのがSMARTの法則です。
SMARTの法則とは?
1981年にジョージ・T・ドラン氏が論文中で発表した目標設定法。
数字や目標を管理する経営者やコンサルタントを中心に、多くのビジネスパーソンが採用してきたポピュラーな手法。
SMARTで目標を設定する手順
まずノートかパソコンのメモ帳などを用意してください。
そこに、以下の5つの要素を具体的に記述していきます。
今年達成したい目標について・・
例:ダイエットして痩せたい!
1:Specific(具体性)
その目標の達成を具現化するために、具体的な行動を落とし込みます。
例えば、例のダイエットをして痩せたい!
では漠然としていて何をすればいいのかわかりません。
より具体的にしていきます。
例:ダイエットをして痩せたい!の場合は、以下のように行動に落とし込みます。
週5日、1時間ウォーキングをして、ご飯を一日2食にする。
2:Measurable(計量性)
目標の状態を数値化します。
例えば
- ダイエットで痩せたい!
- 二の腕シュッ
という定性的なイメージだけだと、具体的なゴールが曖昧すぎてわかりません。
例えば、こんな感じで決めます↓
今よりも-5キg体重を減らす!
数値が決まることでゴールが明確になります。
3:Achievable(達成可能性)
達成可能とはザックリ言うと原理的に無理な目標設定をしない、ということです。
例えば
- 1ヵ月で体重を30kg減らす
は身体の仕組みや原理的に厳しいですよね。
できないことはないかもしれませんが、健康を害する可能性がありますし、ハードルが高すぎます。
あまりにも現状とかけ離れた目標を持つと、リアリティが感じられず逆にやる気がなくなることもあります。
大きな夢を描きつつ、まずは小さな目標を設定し、クリアしていくようにします。
例:3カ月で体重-5kg×4回継続で、1年後には-20kgの減量達成!
この例では、まずは3カ月で-5キロ体重を減らすが最適です。
4:Related(関連性)
この行動が目標にどう関係しているのか?
ということを意識できるようにすることです。
人間は意味のないこと、目的意識を感じられないことは続けることができません。
この行動をすることで、どんなメリットがあるのか、目標にどうコミットしているのか?
を意識するだけで嫌なことがあっても継続することができます。
例えば、
- 美味しいお菓子を週2回までにする。
- 残り5日間、我慢するのは辛い・・。
(関連性)でも5日分のカロリーを減らすことができるので、確実に痩せる方向へ向かっている。かわいいお洋服も着られる。
要は目標を達成するために払う代償(時間、努力、機会費用)に対し、心が萎えてしまわないための施策です。
代償の先にあるご褒美を行動に関連づけましょう。
※個人的には意思力はコスパが悪いのでおすすしません。
できるだけ苦を感じないように工夫したり、優先順位を明確に意識すると習慣化(自動化)しやすいです。
例:間食を沢山したい日は一食抜く、一日3食食べた日は間食しない、など。
5:Time-bound(期限)
今年の目標!と決めたからには今年中が期限です。
よほどの理由がない限り、来年に持ち越すことはできません。
今年の中でも、下半期までにはこれ、上半期にはこれ、という風に期限を決めて着実に目標を消化していきます。
まとめ
昨年の目標が叶わない場合は、今年はこのSMARTの法則で逃げ場をなくし徹底的にやってみるのがおすすめです。
毎日着実に取り組んでいたのに達成できなかった・・
という場合は、Measurable(計量性)の設定が曖昧ではないか確かめてみてください。
途中で取り組み自体をサボッてしまった・・
という場合は、Related(関連性)の項目が曖昧ではないか確かめてみてください。
目標自体がぼんやりしている・・
という方は漠然とした理想を描き、その後で、
- Specific(具体性)
- Achievable(達成可能性)
の項目を書き込んでみてください。
あとは、ひたすら実行し、その都度微調整をしながら進んでいくだけです。
この例の今年は、ダイエットをして痩せたい!の場合、
- 週5日、1時間ウォーキング、一日2食にする。
- 間食は週2回まで。
- 3カ月で-5kg(1年後には20キロ痩せたスリムで魅力的なわたし♡ )
となります。
(可愛いお洋服をバッチリきこなしている自分もセットで妄想)
かなり達成できそうじゃないですか?(´∀`)ジョギング+1日2食だけでも効果抜群です。
漠然とした目標を明確にし、挫折要因を先回りして排除しておく・・
SMARTの法則は古典的ながらも、非常に使える方法だと思います。
私もさっそく今年の目標を紙に書き連ねてます(*´ω`*)φ
(大まかな目標宣言は、ライン公式アカウントのタイムラインにこっそり流しています)。
よろしければ、SMARTの法則をぜひ活用してみてくださいね♪
あなたの夢が今年中に、必ず叶いますようにー・・!!(´ω`人)大吉♪