会社のお給料が上がらない、
所得の二極化(格差)が進んでいる、
ワーキングプア・・
これらの問題は会社の体制よりも、国内全体の景気が低迷していることが原因ですよね。
- モノが国民に十分いきわたり、製造しても売れない。
- サービスが過剰になり、情報も溢れかえる。
モノや情報系のサービスは、みんなが参入して供給過多になり飽和状態。
つまり景気を刺激する穴がもうないわけです。
昔なら戦争でもやって特需景気で回復したりしましたが、世界平和を守りたいのであればもう使えない戦術です。
しかし、もうひとつの公共事業による景気回復なら、日本にとって今がベストタイミングであり、最大のチャンスの時期だと思います。
今こそ、21世紀の大規模な都市改造計画を行う時です。
21世紀の都市改造計画によりもたらされる4つの恩恵
- 大量の雇用が生まれる
- 治安がよくなる
- 都市部の騒音トラブル解決
- 都市部の人口過密の解消
順にざっくりとご説明します(´・ω・)p
1.大量の雇用が生まれる
不動産や公共事業から雇用が大量に生まれ、景気の巨大な穴を作ることができます。
2.治安がよくなる
今、空き家物件の増加問題が指摘されています。
今後5年~10年で空き家の数はさらに増加し、老朽化した住宅問題も深刻化します。
空き家が増えると治安も心配になりますし、建物が崩壊する等の危険もあります。
政府主導で大規模な都市整備をゼロベースから行えば、空き家問題も解消し、治安も安全も守られます。
3.都市部の騒音トラブル解決
都心部を中心とした人口密集地帯での、騒音トラブルも深刻化しています。
密集地での騒音トラブルを解消するには、区分けすることが一番確実です。
日本は戦後、即物的に建物が乱立したため都市部でもカオス状態になっています。
○住宅街の真ん中に公園がある(前に住んでいた家の隣が大きな公園でしたが、信じられないボリュームの子供の奇声が日々響き渡っていました)。
スケボーもバスケも気兼ねなく楽しめるような、大きな公園を地区ごとに用意すべきです。
周囲は森の散歩道などを設け、住宅地とはしっかりと区分けします。
○住人のライフスタルがバラバラなのに、同じ建物内で暮らしている。
都心部で音楽活動などをされている方は、大変だなといつも思います。
たまに寒空の下、高速道路脇でひっそりとトランペットを練習している人をみると、
「音楽をやる人達専用の区画住宅があればいいのに」と思います。
同じように、子供連れ専用区画、自宅療養者や受験生でも静かに暮らせる専用の区画・・
などある程度のライフスタイル別にわけた住宅の区画を作れば、都会の騒音トラブル、ご近所トラブルの大半は解決すると思います。
↑ただし、子供にも最低限の公共マナーは教えるべきです。
子供を預ける保育施設も、広い敷地内に建設し、国営(税金)で運営するのがベストだと思います。
そうすれば、保育施設ジプシーも解消され、親の金銭的負担も軽減できますし、日本の極端なジェンダー格差も改善できます。
4.都市部の人口過密を防げる
毎年、都市部への移住者が増え続け、都会の人口はますます過密になります。
そこで、東京、神奈川だけに集中している人工のすそ野を広げるよう都市整備をしていきます。
具体的には千葉、埼玉は当然として、静岡あたりまで都市部になるように範囲を広げていくのがベストだと思います。
まずは都心部の整理が先ですが、毎朝の通勤ラッシュなどをみると、都市部の人口集中はなんとかしなければいけないレベルになっていると思います。
大規模な都市の再生、ゼロベースからの都市計画を実行できれば、雇用が生まれ景気が回復、治安がよくなり、騒音問題、住宅問題も解決・・
と問題が3つ、4つまとめて解消されます。
問題はどうにかクリアして欲しい
もちろんこれを実行するには、地主との交渉や予算など、さまざまな障害があると思います。
しかし、そこをなんとか超えて実行できれば今ある問題も、未来に迫りくる問題も解決できる可能性は高いです。
今は、工業化社会から情報化社会になったため、従来型の企業は景気の穴がそもそもないので収益を増やすことが困難ですし、
情報社会に適応しようと情報系ビジネスに参入してくる人は増え続け、もはやどのサービスを利用していいのか、誰がインフルエンサーなのかわからないような状態です。
IT系のビジネスは利益が大きいと言われていますが、参入者が殺到すれば穴もなくなり、稼ぐことが難しくなっていくと思います。
情報化社会に傾倒した今だからこそ、建設業や不動産関係から派生する新たな公共事業として大規模な区画整理と都市再生計画を実行するべきだと感じます。
まとめ
みなとみらいやお台場など、しっかりとした都市計画をもとに作られた町は、綺麗でとても過ごしやすいです。
下町のようなごちゃごちゃした風景も味があり素敵ですが、
やはりカオス状態になり、機能面で不都合が生じやすいです。
きれいに整理された町は、きれいに整理された心を生むと思います。
ぜひ、21世紀の大規模な都市改造計画をお願いします!!(´д`人)
追記:2020年4月
現在、コロナウィルスの感染拡大防止のために全国で緊急事態宣言が発動されています。
これによる経済的打撃により、今後の日本の失業率は増えます。
しかも景気回復の糸口がないため、失業率の回復が非常に難しいと思います。
以前ブログで書いた、コミュニティによるセーフティネットという手段もありますが、コミュニティ自体がまだまだ誕生したばかりなのでそこまでの力がありません。
今回の流れはAI化による完全労働社会の終焉、の途中でどの道起こることです。
しかし、あまりにも急激に変化が進んでしまったため、失業者の生活手段が整っていません。
ベーシックインカムやコミュニティによる経済圏が整っていない内に、失業者が増えれば生活苦による自殺者や浮浪者が増えるだけです。
今後もテクノロジーは伸びますが、テクノロジーは人手を必要としないため、雇用の拡大は起きません。
では何が雇用を創出するのか?
それが今回私が書いた、公共事業(建設ラッシュ)です。
特にブルーカラーはAIによる代替えがまだまだ難しい分野であり、人手が必要です。
大規模な都市再生計画を実行すれば、間違いなく景気は回復すると思います。
さらに今後、女性の経済的自立により存在意義を失う男性達の活路にもなります。
今回のコロナの件で、日本の大衆意識も間違いなく変わります。
社会システム自体はとっくに変化していましたが、大衆意識が変化しないために遅れていた分野がどんどん普及していくというイメージです。
(テレワーク、動画学習、オンライン化など)
それにより、国民のライフスタイルも大きく変わってくるでしょう。
今回の急激な変化の波は今後3年間にわたり、じわじわと人々の生活を変えていきます。
ますます公共事業、都市再生計画が現在と未来の問題解消のために有効だと感じますね。
地主というラスボスとどう交渉するか、政府の力を信じるしかありません。
追記2020年5月
その後、緊急事態宣言が解除され 政府は 大規模の予算を組み、国民や企業を 救済する措置をとっています。
半月前までは これほどの予算が組まれるとは思っておらず、 失業者が 国内に溢れ大変なことになると思っていましたが
政府が本気モードで セーフティネットを構築しつつあるので、ひとまず安心かと思っています。
ただし今後は今回の大規模な経済支援の帳尻合わせとして、前代未聞の 金融措置が取られる可能性もありあす。
今から3年後、2024年に何かが起きるような気がしてなりません。
まだ時間があるので、今のうちに先回りして 今後の経済危機に備えていきましょう。