ひとみーぬ通信

HSPの生存記録。気まぐれ更新。

やりがい、充実感、未練・・すべて脳の機能に騙されていたことに気づきました

どうも、三条です。

 

昨日に引き続き、また新しい気づきがあったのでメモします。

 

先日、今の清掃の仕事を今月末で辞めることへの未練、収入面の目途がたっていないことなどへの恐怖心から来月末まで退職を延期しました。

 

延期するまでは今の清掃の仕事のいい面にフォーカスが当たり、

 

まだ先が決まっていないのに、今の職場を辞めるのはもったいないのでは?

こんな家から近くていい条件の仕事はなかなか見つからないのでは?

人間関係が良好なのに辞めるのもったいなくない?

 

などと、今の職場への未練や保身の気持ちが強かったのが嘘のように、あと一か月半ある‥と思うとげんなりしてきました。

 

作業もつまらないし、しんどいし、きついし、時給安いし・・

私はなんでこんな条件の悪いところで働いているんだ?

 

という感覚です。

 

正気に戻ったという感じでしょうか。

 

職場への未練が出始めた段階で、脳の恒常性機能が働いていることは、わかっていました。

 

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しかし、この変化を恐れる脳の仕組みはかなり強力で、感情もセットでくるので、飲み込まれてしまったのです。

 

しかも環境的には色々と邪魔が入るし(騒音問題など)、この先、大丈夫なのか?また緊急事態宣言とか伸びて騒音に悩まされて新しい仕事どころじゃないんじゃない?

 

などと、いう予測も重なり、保身の行動に出てしまったというわけです。

 

人間は基本的な前提ができる!だと、建設的に行動できますが、

基本的な前提ができないかも(自分の能力的なことや、環境的に)・・だと、不合理な行動ばかりとるようになります。

 

無気力になったり(うつ病)、保身の行動をとったり、などです。

 

今の楽しくもない、きつい、待遇が悪い、さらに10月になると帰り道が真っ暗で危険、

という仕事にしがみついたのも不安や無力感により、自分の能力も運も信じられなくなったからです。

 

しかしいざ、保身の行動に走ると、再びこれでよかったのか?という葛藤が頭の中でぐるぐる・・

 

もう、しょーもない感じですね。

 

脳の機能に騙されて、感情に流されると葛藤とパニックの中で生きる日常となります。

 

 

以前の職場で、ある女性社員二人の会話で印象に残っていることがあります。

 

 

「あーっやっと仕事終わった!この瞬間のホッとする気持ちだけが解放感だよね」

 

 

・・これは多くの人が共感できる気持ちだと思います。

 

実はこれも脳の機能ひとつで、嫌なこと、恐怖を感じることから解放される時に快感物質が放出されるのだそうです。

 

つまり、嫌なことを我慢、恐怖に耐える→それが終わる→快感♡

 

これが何度も続き、パターンとして定着し恒常化する→我慢、恐怖→快感♡

 

という中毒症状に陥ってしまうのです。

 

最後の一瞬の解放感を味わうために、わざわざ嫌なこと、恐怖を感じる・・

 

という超絶M体質になってしまうのですね。

 

私も清掃の仕事が終わった後や帰宅直後に解放感を感じていて、いつの間にか、それが充実感だと思い込んでいました。

 

6月頃の記事を読み返しましょう↓

 

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私がここまで精神的に弱るのは、めずらしいことです。

 

この頃の私は冷静だった。

 

まだ脳の機能に騙されてはいなく、正常な感覚認識があったわけです。

 

それが規則、規則、きつい、しんどい、つまらない・・四重苦が繰り返される内に、感覚がマヒし、苦しみが快感になっていたことに気づきました。

 

前回の記事なんて、どうです?

 

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お金だけはなく、心を満たす仕事がいい、というのは本心です。

 

しかし、奉仕的な人を崇拝するような表現になっていたり、

義務的で清貧主義のような香ばしさが文章から漂いはじめています。

 

正直、この記事を後から見返すと、

 

「ん?おまえどうした?」

 

という違和感があります。

 

脳の機能に支配されかけていたのだと思います。

 

今回、反りの合わない上司の鼻につく態度(人員が不足しているのに、こちらの足元を見ようと見栄をはってきたこと)でいい意味で目が覚めました。

 

あぁ私、こんな奴のために自己犠牲したり、体裁を整える必要ないじゃん、と。

 

今まで善意でやってきましたが、相手が足元をみようとしてくるなら、ことらも冷静に相手の足元を見ます。

 

 

誰もやりたがらない仕事、常に欠員で労働者不足。

 

 

これがこの会社の現状(立場)ですし、他に選択肢がいくらでもある労働者の方が有利です。

 

 

私も時給ベース3000円台の仕事をしてきましたし、お客様との信頼関係の築き方もビジネスの回し方も習得しています。

 

好き好んで最低時給のきつい仕事を継続する必要な全くないわけです。

 

正直、私を使うなんてナマイキすぎますね。分不相応です。

 

 

ということで、未練たらしい行動をしたことで、幻想からすっかり目が覚めました。

 

仕事だけではなく、人間関係の復縁などにも、同じだと思います。

 

脳は変化を恐れ、保身に走る。

 

我慢や恐怖の後の一瞬の解放感に快感を覚える。

 

※モラハラ男の暴言の後の優しい一言、など。

 

 

それらが継続されると、やりがい、だと錯覚する。

 

これが、昔からよく言うやりがいの搾取というシステムの正体ではないでしょうか。

 

マインドコントロールは脳の機能をベースとして実践されるので、なかなか気づけないのですよね。

 

日々の中で、

 

あれ?なんかおかしいぞ?

わたしどうした?

 

という違和感を自分の中にかんじたら、脳が暴走しているサインかもしれません。

 

まぁ、今回のことで、今後はすっぱりと決断し、いらないものはどんどん捨てていくとうマイルールができました。

 

あと、ダブルワークはもうないな、という感じです。

 

ひとつの職場での人間関係、業務

もうひとつの職場の人間関係、業務・・

 

色々な方向からエネルギーがだだ漏れして効率が悪いです。

 

とくに仕事は契約なので融通が利きませんからね。

 

交通機関などのアクシンデト、寝坊・・日々いろいろな、~ねばならない事柄にプレッシャーを感じながら生活することは疲れます。

 

今の仕事は午後からなので、目覚ましのアラームで起こされるこもありませんし、交通機関の遅れでひやひやするような不快なこともありません。

 

職場が増えると、そういうプレッシャーも増えるので、やはり非効率的です。

 

気分転換よりも、気疲れの方が上回るなら、仕事は一つに絞るのが正解だと思います。

 

まぁ私の場合は、

 

・職場の人間関係が基本的にない働き方

・住人のマナーがまともな住環境(特にひどい騒音がない)

 

 

これさえそろっていれば、快適に健康的に暮らしていけると思います。

 

もう奴隷メンタルからは本当に卒業です。

 

自分のビジネスをマイペースにしながら、

 

遊びや趣味も楽しんで、調和のとれた生活をしたいと思います。

 

 

・時給5000円以上の仕事を半年以内に安定させて、

・お客様も私も満足して幸福になれる仕事をライフワーク

 

にします。

 

以上。