ひとみーぬ通信

HSPの生存記録。気まぐれ更新。

私が日雇い派遣労働を絶対にやらない理由【体験談と決別までの道のり】

私は18歳~19歳までの間、日雇いの派遣のお仕事をよくさせて頂いていました。 

日雇い労働のメリット、魅力

  • すぐにお金を手にできる
  • 大変な仕事でもその日一日がんばれば終わる
  • 煩わしい人間関係や派閥に巻き込まれない

 

などという点でメリットが大きいと感じていたのです。(その前、高校生の頃バイトしていたスーパーは派閥で事務所がドロドロしていたので)


仕事はティッシュ配りやテレアポ等、割と簡単にできる内容が多かったです。

しかし、日雇い派遣労働の契約のいい加減さ、労働者への扱いのひどさ、を実感するエピソードは沢山ありました。

日雇い派遣労働

日雇い派遣会社と決別するまでの道1 契約のいい加減さにキレる

「この日に仕事入れます」と伝えていた曜日に仕事を貰えました。

 

「それでは明日午前10時に渋谷駅に集合してください。」とだけ伝えられて、私が「交通費はでますか?日給はいくら頂けますか?」と聞くと、「交通費はでるかどうかわからない。日給も明日にならないといくらなのかわからない」と言われました。

「じゃ、やめます。」

といったら「ひとみーぬさん!そんな無責任な態度でいいんですか!?(-д-)」とふざけたことを言ってきたので、

「無責任なのはどっちですか?お仕事を始める前にお給料、交通費については先にそちらが提示するのが当たり前でしょう!いい加減にしてくださいよ!!ヽ(`Д´)ノ」

とブチ切れました。

相手はコロッと態度を変えて「すぐに調べてきます」といいました。

 

以降、態度がかなりよそよそしくなりましたが、ちゃんと交通費やお給料を丁寧に説明してくれるようになりました。

日雇い派遣で権利を主張しない人は、いいように利用される

日雇い派遣はいろいろナメられることが多いです。特に年齢が若いと、何も知らないんだろう、と甘く見てふざけた条件や要求を平気でしてくることがあるので、しっかりと権利を主張することが重要です。 

日雇い派遣会社と決別するまでの道2 変態セクハラ社長からの電話


ある日、登録している派遣会社の社長からいきなり携帯に電話がかかってきました。

「ひとみーぬさんの履歴書拝見しました。美人さんですね。ぜひ明日のキャンペーンのお仕事に君にきてほしい(◎)∀(◎)」←声がかなりキモい

(美容商品PR関係のお仕事らしい)

 

集合場所はどこですか?と聞くと、「車を手配するので一緒に移動しましょう」とのこと。

私もまだ18歳で、すぐにこの話がおかしいとは判断できず、とりあえず「わかりました」とだけ伝えて電話を切りました。しかし、よく考えたらやっぱり怪しすぎるので派遣会社に電話しました。

 

「社長が直接電話をかけてこられて、明日車で現場まで一緒にいくという話だったのですが、やっぱりお断ります」


と伝えると、相手の社員も、「そ、そうですか。わかりました。」という感じで、「またか。お気の毒に(;´Д`)」という後ろめたい感がでていました。きっと、これまでちょくちょく同じことしていたんでしょうね。

 

結構大手の派遣会社だったので、驚きました。こういうろくでもない経営者も混ざっているので女性は特に注意したほうがいいです。履歴書の写真はあえてブサイクに写っている写真を使ったほうがいいです。

 

日雇い派遣会社と決別するまでの道3 派遣先社員のパワハラにキレる

テレアポの現場だったと思うのですが、派遣先の社員は絵に書いたようなパワハラ系の傲慢なタイプでした。

 

説明をしている時点で「時給○○円も出してやっているんだ、ちゃんと聞いてすぐに結果とってくださいよ!これくらいすぐできて当たり前ですから!」

と、まるで家畜に鞭を打つの牧場主ような態度でした。


話を聞いている段階でイライラ感が募っていたのですが、最後に一言質問をした時、「ちゃんと聞いててくださいよ!みなさんも、やる気がないなら帰っていいんですよ!?迷惑ですから!!」

と言われたので「じゃ、やめます。」と言って一人スタスタ帰りました。

 

派遣元にはあやまりの電話を入れましたが、その現場を最後に「日雇い派遣ってなんか色々ありえないな( ̄д ̄)」と思いました。

以後、一度も日雇い派遣はしていません。


派遣会社の日雇い労働者に対する扱い、現場のあたりはずれが大きすぎる


今はだいぶ改善されてきたのかもしれないですが、当時は本当にひどかったですね。日雇いだから、使い捨てでいつでもやめられるからできるお仕事スタイル、そんな感じです。

気が強くても権利を主張できない人達 


私は普段温厚な性格で(自分でいうのもおかしいですが)めったに怒らないのですが、派遣をしていた頃は毎日ムカッ腹たっていました。

 

一方で、普段性格がキツくてキーキーヽ(`Д´)ノしているような人が、自分の権利を踏みにじられ、軽く扱われていることに対して怒らないのは不思議でした。

 

どうでもいいことにはキツく言う癖に、組織の圧力には弱いんだな、と思いました。

 

「やられたらやり返す!これがビジネスで生き残るためのルールです!」

と小学生みたいな演説をしている取締役の話を最前列で首振り人形みたいに頭ぶんぶん振りながらメモしたり、あり得ない要求されても、文句ひとつ言わずに出向いたり。

本当に不気味でした。

 

多分管理教育でうまく洗脳され、飼い慣らされたんだと思います。

 

日本でもパワハラ防止の 規制が始まりましたが、

「法的に問題がなければ 人の足元を見て、人格攻撃や 嫌がらせをしていい」と言う タイプの人たちが一定数いることが恐ろしいですね。

まとめ

日雇い労働よりも、長い目でみて信頼できる仕事仲間、クライアントとの信頼関係を築き、スキルの蓄積に力を入れたほうが未来は絶対に明るいです。

そしてストレスが大幅に軽減します。

人としての尊厳を守れます。


日雇い派遣は急なお金が必要な時など、緊急時のみの手段とし、仕事は長期的に続けられて、ある程度展望を描けるものを選ぶべきだと感じます。

少しづつ手をつけて、行動していけば必ず糧になると思います。

今、日雇い派遣などで行き詰っている、と感じている人は毎日少しづつでも、他のお仕事を得られる可能性に繋がるスキルや行動を始めていけば、数年後の自分を救えると感じます。

 

www.hitominu.com

 

www.hitominu.com