日本の漫画、アニメは本当に面白く、ストーリーが複雑で深い話が多いですよね。
そしてストーリーの面白さを盛り上げているのは、登場する魅力的な性格の登場人物達です。
今回は私がこれまで観た、アニメや漫画の中でも、特に魅力的だな、と感じたキャラクターのランキングを書きたいと思います。
ここ数年はあまり漫画やアニメを観てないので、全体的に古い作品が多いですが、逆に当時観ていなかった人へ名作をご紹介できれば、と思います(´・ω・)
1位 坂田銀時【銀魂】
- 毒舌だが懐が広く、粋
- ありのままの日常、ありのままの人を直視できる現実性
- 普段はしょうもないがやる時はやる
- ルールに捕らわれない自由さと、正義感の強さ
銀魂は主人公の銀時だけでなく、他のキャラも人間味に溢れ、魅力的なキャラクターが多いです。
ギャクセンス、人情、アクションと色々な面を楽しめて、エンターティメント性に優れている所も好きです。
銀時を含め、昔の仲間達が尊敬する恩師、吉田松陽(モデル:吉田松陰)の意思を、それぞれの解釈で受け継いでいこうとしている魂の純粋さも好きですね。
2位 ラクス・クライン【ガンダムSEED】
- おっとりしているが、芯が強く品性に満ちている
- 周囲に流されない鋭い観察眼と行動力を持つ
- 少し天然でかわいらしい
- 歌が上手く、顔もかわいい
ガンダムSEEDシリーズに登場する主人公の恋人(になる)キャラです。
育ちの良さを感じさせる気品、知力、徳を持つ生粋のお嬢様でありながら、大胆な行動力と枠に捕らわれない独自の視点を持っている所も好きです。
ガンダムSEEDシリーズは続編のディスティニーも含め、魅力的なキャラが多いですね。話も深くて面白いし、美形キャラが多いので、女子からの支持率の高いアニメだと思います。
3位 沖田総司【風光る】
- 優しく温和な性格だが、芯がしっかりしている
- 普段は不器用だが、剣術の腕は最高というギャップ
- 博愛精神があるが、志のためには清濁併せ呑む度胸もある
- 人当たりが良く、愛想がいいのに恋愛は奥手というギャップ
沖田総司は色々な作品で描かれていますが、私は風光るの沖田総司が一番好きです。
優しさと強さ、両方を持っていて、不器用な所とやり手な所のギャップもかっこいいです。
人当たりがよく、誰とでも仲良くできるのに恋愛だけは奥手で鈍感、という奇跡的な性格もステキですね。
4位 アネモネ【エウレカセブン】
- ワガママでキツめの性格だが、芯が脆い
- 高慢ちきな態度と自虐的な態度の差に人間味を感じる
- 素直でノリのいい性格
アネモネは作品のキャラの中では一番ワガママでキツい性格です。自分に惚れ込んでいるドミニクをよくパシったり、罵ったりしています。
人によってはただの性格の悪い女ですが、時々自虐的になり、表面の激しさの裏に強烈な劣等感、孤独感、無価値感を抱えている所が人間味があり共感できます。 顔も結構かわいい所も好きです。
5位 グリフィス【ベルセルク】
- 圧倒的なカリスマ性
- 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と完璧な素質
- 理想主義だが温室育ちではないため、シビアで冷静
- 弱者の境遇にも共感できる人情を持つ
冷静、冷淡、合理性、向上心、支配欲、選民意識・・といったデキる人が抱えそうな心的態度が印象的です。
グリフィスは特に人情味があるわけではなく、どちらかというと計算高く、冷静な合理性を持つ人物ですが、自分への誇りと、運命を切り開く能力が素晴らしいです。
敵も多いけれど、熱烈な信者も多数・・という典型的なカリスマ感がいいです。
それまで何事も合理的に冷静に対応してきたグリフィスが、主人公のガッツとの交流により、非常に感情的で非合理な行動に出てしまい、運命が逆転してしまう、という人間の脆さも味です。
6位 レイン【メテオ・メトセラ】
- とにかく優しい、素直、人間愛に溢れている
- 相手のために自分を犠牲にするが、恨みがましさゼロ
メテオ・メトセラはこんなに面白いのに何故あまり知名度がないんだろう?と不思議になる漫画です。
作品全体の描写が非常に繊細で、映画を見ているような気分になります。
主人公のレインは不老不死、不死身の肉体を持ち「永遠に見送る者」として孤独な人生を生きる青年です。
しかし、一人の少女を愛してしまうために、愛や情熱、孤独、という忘れかけていた、さまざまな感情を揺さぶられる所がいいですね。
特に、誰かを好きになる程「さみしい」という感情を思い出すのが苦しい、という所は本当に染みました(;ω;)
特に3巻は素晴らしいです。 レインのような男性にあんな手紙を書かれたら、大抵の女性は即落ちますね。
他にも【ピアノの上の天使】↓もかなり面白い。あまり知られていないのがもったいないです。
7位 本田トオル【フルーツバスケット】
- 素直で優しく健気
- 厳しい環境でも弱音を吐かず、前向き
- 思いやりに溢れていて純粋
フルーツバスケットも全体的に話が込み入っていて、キャラの性格も濃い印象です。
中でも一番癖がなく、感情移入しやすい主人公の本多トオルは好感度が高いです。
人を妬んだり、故意に攻撃することがなく、思いやりに溢れています。
通常だと、いいコすぎて性悪なタイプの人からパシられたり、利用されたりしがちですが、濃いキャラの親友二人がガッチリ守ってくれている、という人徳による恵まれた交流関係もステキですね。
8位 エドワード・エルリック【鋼の錬金術師】
- 柔軟さと頑固(意思の強さ)両方のバランスが良い
- 兄弟、仲間思いの人情味のある性格
- 哲学的素養のポテンシャル
- 王道の天才設定
鋼の錬金術師は、昔かなりハマりました。
錬金術師が軍人になるって、なんじゃそれ!?(´д`;)と思っていましたが、ストーリーが深く、ファンタジーだけど現実性も感じられて引き込まれますね。
エドワードは比較的、癖のない性格ですが、程よく頑固で少年っぽさも残る所が魅力的だと思います。
天才故の苦悩や障害など、王道のヒロイン設定ですが、全体的に哲学的なテーマ性を感じます。近日実写版の映画も公開されるようですね(´・ω・)もち観ます!
9位 ジャンヌ【ベルサイユのばら】
- 悪女だが、ずる賢く度胸がある
- 運命を切り開く行動力
- 逆境をチャンスに変える機転力
ベルバラなら、オスカルやマリー・アントワネットを支持する人が大半だと思いますが、私はあえて悪役のジャンヌをランキングします。
もちろん、オスカルの方が人として好きですし、ジャンヌは実際にいたら絶対に関わりたくないタイプです。(恩人の貴族女性を陥れて、殺してしまうような鬼ですからね;)
ただし、彼女の生まれ育った貧しい環境と苦労、屈辱の傷を考えれば、彼女がこうなったことに全く同情せずにはいられません。
同じ環境にいても、性格が素直で献身的なロザリーが、人徳と運でオスカルの庇護を受け、幸せに暮らしているのと対照的に、いつまでも孤独で、劣等感と復讐心に支配されされるジャンヌは不憫です。
裁判の時など、絶体絶命のピンチの場で堂々と立ち回る度胸と機転の良さはには、悪でありながら一目置かずにはいられません。
10位 スパイク【カウボーイビバップ】
- アウトローな二枚目
- 過去になんかあった?系のミステリアスさ
- 冷淡な面と、1人の女性を想い続ける一途さのギャップ
カウボーイビバップも、こんなに面白いのになぜ知名度がイマイチなんだろう?と不思議に思っている作品です。
アニメ版しか見ていませんが、かなりスタイリッシュでアダルトな演出がカッコイイです。
全容はぼんやりしていますが、マフィアの組織から足を洗った賞金稼ぎの主人公と、それぞれの事情を抱えた大人の同居人、という渋さがいいですね。
アメリカン&SFという組み合わせも絶妙で、とにかくカッコイイです!
主人公のスパイクはイケメン(キムタク似)でひょうひょうとした無気力キャラですが、過去に何かあった系のミステリアスさが探究心をくすぐります。
まとめ
基本的にギャップ感がキャラクターの深みを増すのに欠かせない印象ですね。
あと個人的には芯があって、柔軟性のある粋な人が好きなので、そういうキャラの登場する作品は相性がいいです。
悪と善、敵と味方、と言う単純な構成ではなく、各キャラクターそれぞれの正義や良心、意思が描き分けれている所が素晴らしいと感じます。
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今後は新しい作品も読んでいきたいです(・∀・)
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