ひとみーぬ通信

HSPの生存記録。気まぐれ更新。

本を読むことで私が変わってしまったことリスト5【読書お休みします】

数年前にこの本の感想を書きました。

www.hitominu.com

 

この本には、読書によって思考力や発想力が養われ、自分の希少性を高めることができて、収入もUPする

 

という素晴らしい恩恵が書かれています。

 

私も今年で読書歴が10年以上になり、本を読むことがごく当たり前の日常習慣となりした。

 

それまでは主に漫画ばかり読んでいました。

 

確かに本を読み始めてから、私の人格の8割位が変わってしまいました。

 

知識を吸収していくと思考回路が変わるので、当然といえば当然ですが、あまりにも変わってしまいました。

 

 

今回は、素晴らしい恩恵ばかりとはいいきれない本を読むことで私が変わってしまったこと、を正直に書いていきたいと思います。

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1.自我が強くなった

 

以前からプライドの高い性格でしたが、本を読み始めてからエベレスト級の高さになってしまいました。

 

もちろん日常生活の些細なこと(割り込みや店員の無礼な態度など)には、たいして腹も立たないし、人前で怒りをあらわにすることは滅多にありません。

(というかここ2年位、誰かに直接怒ったことはありません)

 

しかし、差別や搾取についてはかなり敏感になりました。

 

特に女性を女給のような目でみる男尊女卑的な視点や、

特権的地位にあぐらをかいて、横柄な態度をしている人をみると、強い怒りがこみあげてきます。

 

正直、血管がブチ切れそうなほどです。

(最近、血圧高めです)

 

以前はこれ程までに反応することはなかったので、本を読み始めた影響が大きいと思います。

 

世の中の仕組みに詳しくなり、プロパガンダ的な衆愚政治や女性蔑視の歴史を知るにつれ「これはおかしい」と感じることが多くなっています。

 

正直、疲れるのでやめたいのですが、反射的に起きる身体反応なのでどうしようもありません(›´ω`‹ )  ゲッソリ

 

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2.周りの人がバカにみえてきた

 

以前なら普通に会話できていた周囲の人との会話も、ストレスの種になり始めています。

 

特に根拠もないのに表面的な理解によるテキトーな意見や、無責任な根性論などを聞くと、イライラしてしょうがないです。

 

3.恋愛が難しくなった

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昔なら、相手の男性の話を興味深く聞けていたのですが、今は相手の男性の話のレベルが低いと尊敬の念が消失してしまいます。

 

結果的に、最初は魅力的だと思っていても、だんだんと冷めてきてしまう上に、

男性的な優位性(男を立てろ的な)がチラつくと、しばき倒したくなります。

 

決断するにしても「私が決断したほうがいい結果が出せる」と思ってしまいます。

 

昔は相手の男性にリードしてもらうのが楽で、何も考えずについていく方だったのですが・・経済やビジネスの知識がついた今、とても任せることはできません。

 

 

過去にお付き合いさせて頂いた男性のことは、当時は尊敬していましたが、今となると

「あの頃はどうかしてたわ・・」という感覚になります。

 

私はもともと結婚願望がないし、恋愛の優先順位も低いので(なくても生活を楽しめる)いいのですが、やはり相手の選択肢が極端に狭くなってしまいます。

 

幸い私は特に素頭がいいわけでもなく、もともとおバカさんで、読書で少し毛が生えた程度なので、自分よりも知的な男性は存在します。

 

しかし悲しいかな、頭のいい男性は、大抵性格がくそ悪いです。

 

ものすごく頭がよくて、爽やかな好青年なんて見たことがありません。(ビジネスマンでもアカデミックでも同じ)

 

毒舌で、排他的で神経質でクソです。

きっと論理力がつくと、そういう思考回路に落ち着くのだと思います。

 

自分もその要素があるので、クソ同士で気は合うのですが、やはりもっと素直で性格のいい恋人が理想です。

 

なので、そこそこの知性で性格の良い男性がいいです。(イケメンがいいです

 

ただし、私のプライドがエベレスト級になってしまったため、素敵な人が現れたとしても難しいかもしれません (›´ω`‹ )

 

4.頭の中がうるさい

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読書をしたり、文章を書いた日は特に、脳が思考に占領されている感じで非常に疲れます。

言葉や文字が頭の中をぐるぐると、高速回転し続けているような感じです。

 

もちろん夜も眠れないですし、何もしていなくてもエネルギーを消費してぐったりしてしまいます。

 

身体を動かしたり他の作業をしたり、人を会話をすると一時的に思考がゆるやかになりますが、その後またすぐに、ぐるぐると頭の中が思考でいっぱいになります。

 

また何に関しても、判断して理解しようと勝手に脳が働くので、常に何か考え込んでいるような状態になります。

 

結果、表情が暗くなりました(›●д●‹ )

 

5.声が低くなった

 

普段意識している時はいいのですが、ふい打ちで話しかけられた時など、びっくりする位低い声が出ます。

 

活舌も悪くなり、噛む回数も増えました。

言葉はすらすら出てくるけれど、口の筋力が追い付かない感じです。

公序良俗など、30回は練習しないと言えません。

 

本を読むことをお休みします

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今後は個人、主体性の時代なので、知識や思考力が大きな強みになると思います。

 

個人的には本を読むことで大きな恩恵を得ることできる一方で、生きやすさという面ではかなり微妙に感じています。

 

以前の私のほうがもっと笑っていたし、もっと楽しんでたような気がします。

 

この記事↓でも書いていますように、最近は、「もしかしたら論理力というものは人間がでっちあげたただのデタラメ方程式なのかもしれない?」という疑念も沸いてきています。

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論理でガチガチに固められた思考、知識の絶対信仰も危険だな、と感じはじめている今日この頃です。

 

「ビジネスは再現性がある」などと言われていますが、実際はちっとも再現性ありませんからね。

 

小難しいことほど、正しい!と信じ込み、使えない知識を蓄えて、気難しくなって、生きづらくなるのは嫌です。

 

今後は、少し読書から離れて、日々の生活や自分自身と素直に向き合う時間を作りたいと思います。

 

まとめ

 

読書をしたことで私が手に入れたもの

 

・ロジカルシンキング

・クリティカルシンキング

・エベレスト級のプライド

・頭の中の騒音

・狭すぎるストライクゾーン

・おじさまのような渋い声

・公序良俗、言えない

 

ある部分が伸びると、ある部分は短くなる。

きっと人間の身体も能力も、伸びしろが決まっているのだと思います。

 

どの部分を伸ばして、どの部分を捨てるか、

読書はそんな「バランス性」を私に教えてくれたような気がします。

 

トマトにねぇ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ

 

相田みつを