大切な関係だからこそ共依存になってはいけない
前回の記事の続きです
自分の叶えたいことリストや要求リストを実行する上で大きな障害となりやすいのが家族や親しい人から止められる、反対される、ということです。
- 息子よ!せっかく高い教育を受けさせたというのに〇〇の道へ進まないとは、この親不孝者が!
- 娘よ!早くよい人を見つけて結婚しなさい。早く孫の顔を見せなさい!この親不幸者が!
という圧力を与える親は少なくないでしょう。
ここで心配してくれているんだから、今の自分があるのは育ててくれた親があってのことだから・・と何でもホイホイ親の希望通りに動いてしまってはいけません。
もちろん親の願望と自分の願望がマッチしていれば、迷わず実行すべきでしょう。
しかし、自分の願望と親の願望がマッチしていないのにかかわらず、親が一方的に、あなたにはこうあって欲しい!(そして私にこんないい思い(安心)をさせておくれ!)という場合は聞く必要はありません。
「〇〇することがあなたの幸せなのよ!」と一方的に決めつけてきても「ちげーよバカ(´-ω-`)」程度に軽く受け流すのがベストです。
(女性の場合は「えーわかんなぁ~い(๑´ڡ`๑)」位にしておいたほうがモテます☆)
共依存の状況はどちらにとってもよい結果にならないばかりか、依存する側が自分で人生を楽しみ、切り開く力を失ってしまいます。
こういう人が本音ノートを書いたらこうなるでしょう。
- 〇〇(あなた)がこうしてほしい
- 〇〇がこうなって欲しい
- 〇〇がこうしないで欲しい
自分の人生なのに、全部あなたや他人が主語になります。
人の行動ありきでしか自分の幸せを感じられないことは、その人にとって最大の不幸です。
いつも周囲に振り回され、不安とフラストレーションを抱えながら生きることになります。
親に関してはあえて対処しないことが対処法だと言えるかもしれません。
配偶者が反対する
親ではなく配偶者に叶えたいことリストや欲求に沿う行動を止められることもあるでしょう。
例:転職したくても、妻が反対するのでできない
人が他人の欲求を無視してまで阻止しようとする場合、多くの場合相手の行動によって自分の生活が脅かされる程の死活問題になる時です。
つまり相手に精神的な面だけでなく、経済的にもどっぷりと依存している状況です。
配偶者に自立を促す、十分な資金を構築するまで我慢する
自分の力では生きていけない、〇〇(あなた)が養ってくれないと生きていけない、生活が保障されない!という不安です。
もちろん小さいお子さんがいてすぐに働けないなどの事情もあると思います。
その場合、少し時期をずらしてから実行する、というパターンに切り替えるのも手です。
しかし、重要な決定をする場面では、こういう依存的な態度の家族がいると願望を実行に移すことが難しくなるのは事実です。
できれば少しでもいいから、自分でお金を稼ぐことができるようにさせる、など相手に経済的な依存心を和らげるよう促すのもありだと感じます。
または十分な資金を準備した上で決行するしかありません。
自立心があれば相手の選択を許容できることが多い
こういう時、配偶者にも経済力があれば、何が何でも反対したりはしないはずです。
私ならむしろ、人生一度きりなのだから好きなようにしたほうがいい、と感じます。
それで大きなリスクを抱えてもすべては自分の責任だし、経験になるので後悔もないでしょう。
ただし、私も自分の判断で、一緒にいるべきではないという実感が続いた時は、離れる可能性もあることを理解してください。という感じです(´・ω・)
まとめ
人により価値観はそれぞれですが、自分の気持ちに素直になり、願望を実現する、少しでも後悔しない生き方をしたい場合、最終的には、自分に素直になること、以外ありえません。
他人からの批判や偏見は確かに心地よいものではありません。
しかし自分に嘘をついて失うものの大きさを考えると、どちらに重きをおくか、一度考えてみる価値はあると感じます。
それに、大衆行動は間違っていることが多いということはすでに歴史が証明しています。真理と常識を混同しないことが重要だと感じます。
常識も慣習も時代とともに変容する、一時的な相対的価値観にすぎないのですから、自分の価値観も信じてみてはいかがでしょうか。
とにかく自分の気持ちを素直に把握すること、足かせになっている対立した信念を見つけ出し、修正すること、で大抵の葛藤や問題はすんなり消えて楽になるはずです。
ノート2冊だけでできることなので、とりあえずやってみることをオススメ致します(^ω^)