どうも、清掃バイトをしながら新ビジネスを始動させようとしている三条です。
新しいビジネスの準備も少しづつ進み、2週間後には本格的に事業をスタートさせる予定です。
早く前に進みたい・・という焦りを感じていますが、抑えるべき準備は最低限しておかないと後々たいへんになるので、今は準備に力を入れています。
前回の記事から書いていますが、雑談力の重要性に気づき、今は雑談のスキル(最低限ですが)と、敬語マナーのブラッシュアップに力を入れています。
なぜ今さら敬語?という感じですが、
今までじっくりと敬語の使い方について学んだことがありませんでした。
ただなんとなく、周囲の人の言葉遣いや書籍の言葉を真似して使っていただけです。
↑10年以上前に購入した本。まともに読まず、本棚の肥やしになっていました・・。
今の職場にも、敬語の使い方が明らかにうまい人もいるし、アバウトな人もいます。
私は言葉使いにはそんなにこだわらない方なので、気にはならないのですが、自分はどうなのだろう・・?
と振り返ると、敬語の使い方に慣れていないせいで、だいぶ損をしてきた面があるなぁと感じました。
敬語は、丁寧な言い回しで相手を尊重する・・という目的があると思いますが、ただ丁寧な敬語を使えばOKというわけではないのですね。
・クッション言葉(恐れ入りますが、恐縮ですが・・)
・尊敬語と謙譲語の使い分け
これがなかなかできていない人が意外に多いようです。
実は私もこれらが苦手で、文章ではすんなり使えることが多いのですが口頭では省略してしまうことが多かったです。
それは、口頭の場合、少し照れくさいというのと、周囲の雰囲気に合わせて、大げさ(よそよそしい)かな?と感じることもあるからです。
雰囲気にそぐわないKYな敬語は、逆に気取っているなどと取られ、印象を悪くする可能性もあります。
しかし、大人の集まるビジネスの場や、顧客等、大人を相手にする接客業の場合、正しい敬語が余計に印象を悪くするということはまずないと思いますし、
逆に正しい敬語が使えないだけで、印象を悪くしたり、常識のない人(教養のない人)だと思われて、軽く扱われたり、信頼してもらえないリスクも出てきます。
敬語は使い方さえ覚えれば誰でも使いこなすことができるので、論理的思考力、クリエイティビティ、専門技術の知識、実技力などに比べたら、小手先のテクニックのように感じられます。
実際に、ごく平凡な意見しか書かれていないのに、レトリックやうんちくたとえ話(偉人の体験談など)を交えて、さも価値のある情報に見せかけている書籍や演説には飽き飽きしています。
敬語もこだわりすぎるとただのレトリックと同じで、表面的な魅力しか持ちません。
しかし、多くの人は初対面の場合、相手の情報が少ない故に、
この人はどんな人なのだろう?信頼できるのだろうか?
と警戒しながら、観察しています。
だからこそ、きちんとした丁寧な言葉使いをし、相手に配慮できる人格であることをアピールすることは大事なのかと思います。
もちろん、表面的な配慮では慇懃無礼になり、逆に印象を悪くすることもあります。
しかし、本当に相手と関係性を誠実に築いていきたい、
自分のことを無駄に誤解されて、損をせずにコミュニケーションを構築したい・・
という場合は、やはり敬語力は大切だと感じます。
突出した才能のある人ほど、敬語力など、表面的な要素にこだわらない人が多いです。
天才は不器用・・といわれますが、単に表面的な(小手先の)自己表現方法を鍛えることをしなかっただけで、損をしていた可能性もあります。
生きづらさは根本的なものもありますが、もしかしたら、表面的なテクニックを見直すだけで随分と緩和される可能性もあるのかな、と感じる今日この頃です。
私は今まで、こういう雑談力や敬語力といった口先だけでできることを軽視してきた面があります。
そのせいで誤解されることもありましたが、表面的な要素で決めつける人は浅い人だからどうでもいい、と切り捨てていました。
しかし、ほんの少しの工夫で誤解されて無駄に損をするのもバカらしいと感じてきました。
※だって人生で出会う人のほとんどが表面的な関係しか持ちませんから。
特に新しいビジネスを起動にのせるには、第一印象が非常に大切です。
せっかく選んでいただいたお客様を離さないためにも、相手を不快にさせずに、スムーズなコミュニケーションを図るツールとして、敬語力、雑談力を鍛えているところです。
雑談力については、早速今の清掃バイトでマダムたちを相手に実践しています。
実践してみると、確かに会話は続きますし、相手からの反応も良いです。
デメリットしては、会話が弾む分、こちらのプライベートに踏み込まれやすくなることです。
正直、暇つぶし程度に私の個人的な情報を聞かれるのは不快ですし、いちいち説明するのが疲れます。
なので、パーソナルな話題から遠い方が私は好きですし、話しやすいです。
話を盛り上げたくない場合は、一般化して深堀りしない、という鉄則がありますが、それを使っています。
人のプライベートにずけずけ踏み込んでくるような無粋な人は今の職場にはいないのですが、そいういう人が来た場合はぜひ使えるテクニックなのでおすすめです。
距離感を適度に調整できるようになれば、雑談をした、という実績は相手に好印象を与えると思います。
まぁ、清掃のバイトで距離感を深めるメリットは何もないので、実験的に気が向いた時だけ試しています。
あとは、新しいビジネスの場で、敬語と電話対応をマスターし、最低限、失礼のない対応を気を付けることですね。
敬語のレベルも相手との距離感や関係性により使い分けるのがベストですが、そのためには、最低限、丁寧語、尊敬語、謙譲語の基本をマスターしておく必要があります。
これも、面倒そうに見えて、意外と覚えやすく、簡単だったので、一週間以内に吸収し、習慣化していきたいと思います。
こういう表面的なテクニックで外見を整えて、あとは共感力や提案力など、実質的なスキルやサービスを提供させて頂きたいと思います。
人が人に対して抱く印象の度合いとして、
・外見が55%
・振る舞い、表情、声のトーン、言葉使いが37%
・残りが、実際の言葉の意味
らしいです。
※なんとかの法則~という話をうろ覚えで書きましたので、テキトーであることをご了承ください。
外見とリアクションが80%以上の印象を決めるとは衝撃的ですが、人間ってそういうものなのかもしれないですね・・
私は3番目目の、実際の言葉の意味と、習慣的な態度を重視するほうなのですが、少数派のようです。
私のように、表面的なテクニックを鍛えることを軽視してきたために、無駄に損してしまいやすい人は、雑談力と敬語力を鍛えてみるのもいいかもしれません。
私もこの2つをブラッシュアップし、所作的なマナーの品質向上もしたいと思っています。
まぁ、疲れない程度に、やります。