人の服装や食べ方が気に入らない人
よく人の服装や食べ方などにうるさい人っていませんか?
その人がどんな服装をしてようが、どんな食べ方していようが何の害も受けないのに、いちいち「マナーがなってない、品性がどうだ、常識がどうだ」などとまるで審査員のような顔をして人の行動や服装にいちゃもんつける人です。
マナーの意味を勘違いしている人
そういう人は、自分がさもマナーがあり、教養もある常識人だ、というドヤ顔してますが、マナーの意味を勘違いしていて、ハタから見ると痛すぎます。
本場のイギリス人の紳士、淑女は食事中、同じテーブルの誰かがマナーを間違えた時、他の人もあえて同じように間違えて、その人が(間違えたと気づいて)嫌な気分にならないようにするそうです。
相手を不快にさせないための行為がマナーなのですね。
形骸化されたマナーに価値はない
食事中にうるさい音やゲップなどをしたら周囲の人は不快になりますから、論外ですが、それ以外の食べ方やカトラリーの使い方など、いちいち他人に突っ込まれる筋合いはないですし、人の自由です。
さらに「人がどんな服装をしているか」にまでいちゃもんをつけるようになると「本当に心の狭い人だな~(´д`)普段どんだけ文句タラタラなんだろ」と思ってしまいます。
本物の紳士、淑女のマナーは「ジェントル」
服装なんてまさに個人の自由だし、こうあるべき!なんてことがあるわけないです。
(他人を威圧するような服装などは場所によりNGになるのはわかります。他の人がくつろげなくなりますから)
マナーにうるさい人がいると新規の人が入りにくい
よく日本の伝統芸能や着物がすたれてきている・・などということを聞きますが、それもマナーを勘違いしたオバさん(その行為が貴婦人ではない)が、マナーを振りかざし、相手を不快にさせることが多いからではないでしょうか。
気軽に試すことができない雰囲気が新規の人を遠ざけているのではないでしょうか。
(着物のレンタルって今だにびっくりする位高いですし・・。保守的で閉鎖的なイメージがあります)
まぁ、実用性という面の問題もあるので、それだけではないでしょうが。
まとめ
マナーは自分の品性や常識性を誇示するものではなく、人を気遣うためのもの。
マナーをふりかざし、他人を不快にさせる人は教養のある人ではなく、マナーの意味を勘違いしたKY。
他人を指摘する前に、一人審査員をしている自分のイタさに気づいたほうがいいです。
完璧さを求めることが善ではないし、むしろ完璧さを他人に強要する人は「悪」だと思います。