電子書籍は日本では流行らない、定着しない、紙の本しか買わない、という声もありますが、私は電子書籍は徐々にこれからの「本」として定着していくと感じてます。
それとセットで電子書籍専用端末も一般的になっていきます。
*さっさと各kindle端末のスペック比較について知りたい方は、下記のページへスクロールくださいませm(__)mしばらくうんちくが続きます。
amazonは10年以上前から電子書籍と電子書籍端末kindleの普及にかなり力を入れてきています。
それは単にamazonが自社で製造しているkindle端末を普及させて利益を上げたい、という動機だけからなっているわけではないと思っています。
IT化がより進んだ未来において、本を電子というデータで読む時代が必ずくる、ということを見越した上での先取り戦略なのだと思います。
最近でもIoTという言葉をよく耳にするよになってきましたよね。
従来単独で存在していたモノが次々とインターネットに繋がれ、より効率的にデータの取り出し、活用ができる時代が加速しています。
私も以前までは、電子書籍よりも紙の本のほうが読みやすいし、便利だと思っていました。しかし、数年前にkindleを購入してから、電子書籍端末で読書することの便利さにすっかり慣れてしまいました。
紙の本の魅力
- 装丁など、本のデザインを楽しめる
- パラパめくりながら流し読みができる
- 目が疲れにくい
- 発売してすぐに購入できる
電子書籍の魅力
- 紙の本よりも価格が安い場合が多い
- ハイライト機能やメモ機能、付箋や辞書機能など、本に書き込む、調べるという作業が気軽にできる
- 書店や郵送で本を受け取る手間がない
- 軽い
- 一度購入した本は半永久的に保管(amazonのクラウドに)される
- 他のkindle端末に乗り換えても、今までに購入した本を読める。自分のパソコンやスマホからも読める。
という違いがあります。
その中で、発売してすぐに購入できる、という紙の本の利点はだんだんと解消されつつあります。
amazonの電子書籍の蔵書数が増えるとともに、新刊も紙の本と同時に販売されるケースも多くなってきています。将来的には紙の本との同時発売が当たり前となるでしょう。
目への負担もKindle Paperwhiteのような端末を選べば紙の本と変わらないですし、文字の大きさを調整できる点では紙の本以上に目に優しいです。
紙の漫画、本を売却し、電子書籍で買いなおせば保管スペースがいらず、劣化の心配もなくなる
私は今年以内に思い切って今まで購入した漫画と一部の本を中古で売却し、すべてキンドルの電子書籍で購入し直そうと考えています。
漫画や本の中には10年以上前に購入したものもあり、虫が湧いているものもあります。そのため自然と手が伸びず、保管場所だけとっているという無駄な状態でした。
今後は保管場所と紙の劣化を気にしなくていいように、電子書籍の中に入れて持ち歩くつもりです。
追記:計画通り、所有していた漫画の9割を中古ショップへ売却しました。トータルで4000円の売却益が出ました。
本棚のスペースが7割空き、部屋に散らばった他の本を綺麗に収納できました。お気に入りの漫画はkindleストアで買い直します。
amazon kindle、電子書籍端末の価格、スペックの比較
これから電子書籍の購入を考えている方向けに、amazon Kinleのおすすめ機種&機能の比較をしてみました。
kindle専用端末は3種類ある
現在発売されているKinldle端末は以下の3種類です。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
以前までは5種類あったのですが、人気がなくて淘汰されたのか、現在はこの3種類だけに選別されています。
価格は、Kindle Oasis>Kindle Paperwhite>Kindleの順で安くなります。
Kindle
Kindle (Newモデル) フロントライト搭載 Wi-Fi 4GB ブラック 広告つき 電子書籍リーダー
- 一番安いモデル(8000円~)。
- Newモデルにはフロントライトが4つ搭載。
- 174 gとシリーズ中、最軽量(卵3個分と同じ軽さ)。
- 容量は4GB。wifi接続のみ。
- LEDライト数が少ない分、一番目に優しい。
小説や新書など活字の本を読めれば十分、という方にはコスパ最強のモデル。kindle端末共通の機能は一通りそろっていますし、不便なく快適に読むことができます。
シリーズの中でも1万円以下という最安値なので、とりあえず試してみたい方や2台目として家族にプレゼントする端末としてもおすすめ。
欠点はキャンペーンつきヴァージョンしか選べない所と、wifi接続のみな点。家にwifi環境がなかったり、スマホでデザリングできない方はやめておいた方がいいでしょう。
キャンペーンの画面は綺麗なイラストとともに、数冊のおすすめ本が表示されるのだけなので、私はむしろ表示される方が好きです。(読書中は表示されません)
↑スリープモードの画面。
↑キャンペーン画面。電源を入れた後に一回表示されます。スワイプすれば消える。
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 広告つき 電子書籍リーダー
- 解像度が高く画面が綺麗。画質にこだわる方向け。
- スペック、価格ともにバランスが良いスタンダードモデル。
- Wi-Fi に加え、 無料4G*1も使用できるのでネットに接続できない環境でも本の購入、ダウンロードができる。
- 防水仕様なのでお風呂でも読める。
- 1万円台前半で買える。
3種類のkindleモデルの中でも一番人気で愛用者が多いモデル。
価格とスペックのバランスが申し分なく、細かなスペックにこだわりたい方も満足できる仕様だと思います。
最新版はwifi+4G対応ですし、防水仕様なのでお風呂で読書派にはマストですね。
欠点は、カラーバリエーションが黒しかないところ。白が好きだった人には残念な改良です。
Kindle Oasis
Kindle Oasis (Newモデル) 色調調節ライト搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダー
- スペック、価格ともにハイエンド(最優位)モデル。
- 画面が7インチで、他のモデルよりも1インチ大きい。
- 片手送りなど、使いやすさを徹底している。
- 防水仕様。色調調節など、かゆい所に手が届く。
- わかる人にはわかる、セレブが持つモデル。
他の2機種の基本スペックをすべて備えた上で、使いやすさ、解像度、デザインなどハイスペックになったモデル。
注目なのは、7インチの画面。画面が少し大きくなったことで、吹き出しの多い漫画も目を細めずに読むことができます。
価格が安くはないので「選ばれしセレブだけが買うモデル」というイメージでしたが、7インチになったことで、漫画を読みたい派にもウケています。
ネットに繋ぎ、動画も楽しみたい方向けの端末
読書だけでなく、音楽などの他のアプリも使用でき、ツイッターやSNSも・・マルチで使いたい人はこちらのタイプのほうがおすすめです。
Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) 16GB
Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) 16GB
- ゲーム、音楽、動画、など各アプリも堪能できる。
- プライムビデオ、Netflixなど映画やドラマが堪能できる。
- microSDカードを内蔵すれば400GBまで対応可能でほぼ無限容量。
- 雑誌や図鑑など、オールカラーの書籍も楽しめる。
kindle電子書籍リーダーというよりは、タブレットとしての機能に特化したモデル。amazonプライム会員に登録している方は、プライムミュージックやビデオなども快適に楽しめます。
画面は8インチと大きく、鮮やか。価格も8000円以下と安いのも魅力ですね。
欠点は、画面がギラつくので目が疲れやすい所と、SNSなど色々な機能が使える分、読書に集中しにくい点です。
各サービスはアプリをダウンロードすれば、他のタブレットでも利用できるので、わざわざamazon製のタブレットにこだわる必要もないかと思います。でも、なぜか人気ですね(´・ω・)
読書だけに集中したいならkindle端末が最適
ただ単に紙の本を読むのと遜色ない機能が欲しい!という方であれば、シンプルなkindle端末をおすすめします。
ネットなど使えるとつい余計な時間いじってしまいますからね。
画面のギラつきも、kindle専用端末では解消。目に優しいです。デスクワーカーには最適です(´・ω・)
amazonプライム会員に登録すればkindle端末を安く購入できる
多くのkindle端末の価格には、正規の価格とプライム会員専用割引が適用された価格が表示されています。
プライム会員は年会費4,900(税込)で利用できアマゾンの色々なサービスが超お得に利用できる制度です。
アマゾンプライム会員の特典(ザックリ説明)
- 配送特典
お急ぎ便が無料で利用できる(通常360円か514円かかる)
- プライム・ビデオ
ドラマや映画、アニメが見放題。
- Prime Music
100万曲以上のタイトルから好きなだけダンロードできる。
- プライム・フォト
ストレイジ保存、Twitterや LINE、Facebookでも共有可能。
- 会員限定先行タイムセール
30分早くフライングできる。
- Amazonパントリー
ひと箱あたり290円の手数料で日用品を詰め放題で購入できる(スーパーに行かない人向け)
- Kindleオーナーライブラリー
プライム対象の本を毎月1冊、無料でダウンロードできる。
kindle端末の購入費を安くできるメリットだけでも元がとれることが多いですが、最近はamazonプライムのサービス自体も人気です。
kindle端末を正規の価格で購入するのはバカらしいので、プライム会員になり、会員割引でGETすることをオススメします(無料お試し30日があります)
私のkindleストアの楽しみ方
毎月無料漫画キャンペーン等もあり、人気作品が無料で数巻読めたりするので欠かさずチェックしています。
ビジネス書や小説も、期間限定で大幅に割引されることもあります。
サンプルが必ず読めるので、サンプルだけダウンロードしまくって楽しむ時もありますね(せこい)
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)に加入して、月980円で本を読みまくることもあります。
意外と名作や人気作も読めるので、単品で購入するよりも安く、簡単に元がとれます。時間のある月だけ加入することが多いですね。
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紙の本も好き
こんな記事を書きましたが、まだまだ私も紙の本への愛着があるので、新刊ですぐ買いたい!人にも貸してあげたい!という本は本屋さんで購入しています。
電子書籍は漫画などかさばりやすいものや、紙の本の文字が小さすぎて読みづらいもの、紙よりも大幅に値下げしているもの、を購入することが多いです。
購入後すぐ読めるので、衝動的に購入してしまうこともありますね。
電子書籍端末はスペックよりも画面の大きさにバリエーションを出して欲しい
今後はキンドル端末の読み上げ機能の充実、もう少し大きい画面の端末が出てくれることを願います。(7インチでも進歩か・・(;´д`))
画面がもう少し大きければ図鑑や美術書、漫画も読みやすいです。白黒でOK。
*1:amazonが提供している通信回線。本の購入時のみ無料で使用できる。