ひとみーぬ通信

HSPの生存記録。気まぐれ更新。

人間関係の断捨離の判断基準を決め、悪縁を断ち切ると人生は向上する

人間関係の断捨離で悪縁を断ち切ることができる

以前、人間関係の断捨離についての記事を書いたのですが、人によっては、人間関係の断捨離なんて頭おかしい!冷たい!身勝手!と嫌悪感を感じる人も多いと思います。

 しかし、私は人間関係をよりよくし、人生を向上し、幸福感、進化を促進するためには人間関係の断捨離は避けては通れない課題だと考えています。

一言で縁を切る、といっても、どのような縁を切るべきなのか、距離を置くべきなのか、によって断捨離の効果や意味が全く違ってきます。

断捨離の一番の目的は、悪縁を断ち切ること

縁を切る、だと抵抗が出ても、悪縁を切る、なら悪いイメージを持たないはずです。悪縁は自分にとって、また双方にとって、幸せにならない、むしろ互いを堕落させ、不幸にする関係性です。

悪縁

断捨離に自信のない方向けに、私が考える断捨離チェックリストを書いてみました。

あくまでも私の個人的な見解ですが、ハタからみても、付き合い続ける上で何も得るものがないばかりか、失うもののほうが大きく、幸福から遠ざかる関係性をリストアップしました。

断捨離すべき関係:悪縁度レベル5(MAX)

  • 自分や家族に対して暴力をふるう、頻繁に暴言を吐く人
  • 借金の申し出を頻繁にし、返済しない人
  • 犯罪行為に加担するよう誘導する人
  • 浮気を繰り返す、酒に溺れて稼がない

これらはいわずもがな、でわかりやすい悪縁ですね。しかしこのレベルの悪縁でも断ち切れない人は意外と多いです。最終的に命の危険や生活の破たんといった末路に辿りついてしまうまでずるずると関係を切れません。そうなると後の人生に与えるダメージ、犠牲も大きく、人生を停滞させます。

こういうケースに当てはまるなら、人格がどう、肩書がどう、関係性がどうのこういう言ってる場合じゃありません。問答無用で断捨離です。

価値観により見解は異なるが幸福感を得られにくい関係:悪縁レベル4

  • 差別的な発言が頻繁に出てくる人
  • 約束を何度も破棄し、自分の約束が守られないと怒りだす人
  • 相手の要求を断ると逆ギレする、人格攻撃をしてくる人
  • 神経質で完璧な行動を押し付ける人
  • 見ず知らずの人や利害関係のない店員など立場の弱い人に対して横柄な態度をとる人
  • 何についても批判的な態度で接してくる人
  • 自分をバカにした発言を繰り返す人
  • 自分を人と比べて評価し続ける人
  • 長時間、何度も愚痴ばかり吐いてくる人

ひとつひとつに理由がちゃんとあるのですが、全部書いてると長くなるので省きます。

包括的にまとめると、自分のことを尊重してくれない人、思い通りに人を支配したがる人です。愚痴ばかりの人は一見支配的には見えませんが、被害者の仮面を被った支配者です。かわいそうな自分を武器に相手の罪悪感や同情心を刺激し、つまらない話題に相手の時間とエネルギーを奪い取ります。

シビアに判断するとなくてもいい関係:悪縁レベル2

  • ネガティブな意見で可能性を否定してくる人
  • どうでもよい人、関わっても嬉しさも楽しさもない人

こちらは積極的に断ち切るべき関係性ではないかもしれませんが、人生をより楽しくするため、進化するためにはなくてもいい関係です。切るかどうかは迷うけれど、あるとその分余計なエネルギーと時間を持っていかれる、というレベル。

特にネガティブな発言で可能性を否定する人、は本人に悪気がない場合が多いですね。しかし、自分の体験や価値観の範囲でしか答えが出せないにも関わらず、希望を持ち、やる気のある相手の可能性を全否定することは、足を引っ張る行為でしかありません。

相手に謙虚さを促そうと、たいしたこないレッテルを貼るのも余計な行為です。自分の自己評価の低さから相手を同レベルにしか見られない、引き留めたいという複雑なコンプレックスの表れだと感じます。一言で言うと面倒くさくて、テンションの落ちる人です。

まとめ

大切にすべき関係、続けるべき人間関係は沢山あります。しかし、自分にとってマイナスにしかならない関係にしがみつくことで新しい可能性が奪われることも確かです。

もし自分ではもう断ち切ったほうがいいのに、なかなか踏み出せない、という人は、人間関係を長く保つことがいいこと、という刷り込みをいったん捨て「価値のない関係にしがみつくことは、鈍くさい愚図のする行動」という価値観を採用してみるのもいいのはないでしょうか。

最後に、この断捨離は自分との関係性は考慮せずに判断して初めて効果を発揮します。例えば、家族だから、親友だから、恋人だから、という関係性によって判断を歪めない、という所が鍵です。

なぜなら、悪縁の根はどうでもいい遠い関係ではなく、近く、蜜な関係の中で肥大化しやすいからです。