ひとみーぬ通信

HSPの生存記録。気まぐれ更新。

腎臓内科と耳鼻科へ行ってきました

どうも三条です。

 

11月に受けた健康診断の結果、クレアチニン値が上昇し

 

eGFR (腎臓の機能を示す数値)が大幅に下がっていたため、腎臓内科へ行ってきました。

 

正直eGFR が80位だったら、まだ来年の健康診断を待ってみてもいいかなと思っていたのですが、

 

日本腎臓学会というところが出している eGFR の計算ツールで自分の eGFR を再計算してみると

 

恐ろしい数値が出ました。

 

eGFR の値を決めるもととなる、血清クレアチニン値というものは

個人の筋肉量に比例して高くなる傾向があります。

 

そのため筋肉質の人は病気ではなくても少し高めに出るし

逆に極端な痩せ型の人は、本当は高くても低めに表示されてしまうのです。

 

私の場合身長163センチで体重が39 kg しかなく極端な痩せ型です

 

そのため eGFR の本当の値はもっと低いんじゃないか、と思い腎臓学会の個別補正ツールで計算してみたんですね。

 

 

そしたら、私の体格に合わせた後の eGFR の数値が63となっています。

慢性腎不全と診断される基準は eGFR が60を切った値が3ヶ月続いた時です。

 

その他蛋白尿や血尿が続いてる時も要注意とされます。

 

特に30代40代で 、eGFR が60を下回るとすでに慢性腎臓病のリスクが高く、5年後に透析になるリスクも高いそうです。

 

うちの両親ももうすぐ70台ですが、 eGFR は64くらいで、私よりも高いことになります。

 

なので、これはやはり一度見てもらわないといけないと思い、腎臓内科へ飛び込みました。

 

慢性腎臓病は次の国民病といわれるほど、患者数がめちゃくちゃ増えてるのに、

腎臓を専門に扱う腎臓内科のクリニックってすごく少ないんですよね。

 

私の住んでいる最寄り駅も、クリニックはたくさんあるのに腎臓内科専門のクリニックはありませんでした。

 

隣の駅に良さそうな腎臓内科のクリニックがあったので、そこに予約をして行きました。

 

初診だったので一時間半ぐらい椅子の上で待っていたので

足がむくみ、先生に診てもらった時も足がむくんでいる、と言われてそりゃそうだろうと思いました。

 

そして肝心の診察なのですが、

 

血液検査と尿検査をしてもらいました。

 

先生曰く血清クレアチニン値は非常にざっくりとした検査なので、

詳しくは詳細な血液検査と尿検査をしてみないとわからないのだそうです。

 

血液検査ではシスタチン C、 アルブミン尿を調べていただきました。

 

本当はシスタチン C と蛋白尿検査だけで十分に数値が正確にわかるそうなのですが

 

より正確に早期の異常も発見したいので

 

自費でもいいからアルブミン尿を調べて欲しい、と先生にお伝えし調べていただけることになりました。

 

シスタチン C とアルブミン尿を同時に保険適用にはできないかもしれないので、

もし保険適用できなかったらクリニック側が費用をもってくれるそうです。

ありがたや

 

微量尿アルブミン値はざっくり言うと

蛋白尿が出るもっと前の段階で、腎臓のフィルター機能が劣化しているのを発見するのに役立ちます。

 

腎臓の機能が落ちていた場合に尿にちょびちょびととアルブミンが出ちゃうわけですね。

 

アルブミン尿検査は、糖尿病が疑われる人は大抵検査されていると思います。

 

でも糖尿病の疑いがまだ無い人は検査されないんですね。

 

私の場合、今年の夏に甘いジュースやスイーツを毎日のように大量に食べていて

すごくだるい日が続いたんです。

 

今問題になってる隠れ糖尿病のように

健康診断の空腹時血糖やヘモグロビンエーワンシーに異常値が出なくても

 

しょっちゅう甘い間食をしている人は、食後血糖値が異常に高い状態が慢性化して、かくれ糖尿病になっているリスクがあります。

 

私も今年の夏は本当に甘いものを摂取しすぎて、

もしかしたら糖尿病になってるじゃないかと色々調べたほどです。

 

検診を受けたのは、夏を過ぎて秋なので少し甘いものを控えていた時期でした。

 

そのため糖尿病が原因で腎機能が悪くなっていないか、早期に発見するためにやはりアルブミン量をオーダーで調べていただきました。

 

先生曰く、シスタチン C、 アルブミン尿、蛋白尿、血尿とその他の血液検査、尿検査の数値を見れば完璧だそうです。

 

さらに次回、腹部エコーで腎臓の形や臓器の状態も見ていただくことになりました。

 

検査の結果が出るのが来週なので

 

来週、血液検査と尿検査の数値の結果を見て、さらに腹部エコーで臓器の状態を見れば、全ての診察が終わります。

 

ちなみに糖尿病の疑いが既にある人で

尿アルブミンの検査をしてもらってない人は検査してもらった方がいいと思います。

 

アルブミン尿はごく早期の腎臓の異常を発見できるし

 

糖尿病が進むと2、3年で一気に腎臓の機能が悪化して、検診などで調べる通常の蛋白尿が出る頃には透析寸前になってしまうことも少なくないそうです。

 

うちの父も、ヘモグロビンエーワンシー6.0で糖尿病か微妙なところですが、

それでもアルブミン尿の値は調べてもらっています。

 

先生に eGFR が急激に下がったのは異常なのかどうか聞いたのですが、

 

やはり eGFR はどうしてもざっくりとした計算式で計算されているため、まだまだトライ&エラーの段階中なのだそうです

 

また検査数値が昨年よりも13も落ちたのは、検査機関を変えたことが原因かもしれない

 

それと

 

検診での eGFR の結果80という数字は、極端に痩せている私でも、身長が高いため妥当な数字なのではないか

 

という予想でした。

 

あくまでも検査結果が出ないと本当のところは分かりません。

 

腎臓の状態が気になる人、糖尿病など他の持病がある人は一度詳細な血液検査と尿検査を腎臓内科で受けたほうがいいと思います。

 

新品の愛車も長年乗り続けていると、色々なところにガタがきますよね。

 

ある程度の年季の入ってきたところで

しっかりとメンテナンスをして、無茶な乗り方をしないように気をつけないと、あっという間に廃車になってしまいます。

 

ドリフ世代から一緒に歩んできた、私の腎臓ちゃん。

人生の折り返し地点として、これからは体に優しい生活習慣にシフトしていこうと思います。

 

心だけ若くて

体が老朽化しているのに、

若い頃のままの食生活や生活スタイルを送っている人が多いから、早期で慢性腎臓病になる人が増えているのではないかと思います。

 

腎臓のことについて色々調べていましたが一番気になったのが、

加工食品などによるリンの摂りすぎで、早期に慢性腎臓病になる人が増えているのかもしれないという意見です。

 

詳しくはこちらの本に書いてあります↓

腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する

 

私は Amazon の Audible の読み放題で読みました。

図解版も最近発売されているみたいなので、そちらの方がよりわかりやすいと思います。

 

実際の著者のインタビュー動画はコチラ↓

 

https://youtu.be/4SLCco_kK8A

 

もし慢性腎臓病になって悪化したら

 

ものすごく細かい食事管理が必要になってしまいます。

透析になってしまったら地獄のような日々が始まります。

 

子供の頃、近所に住んでいた友達が人工透析をしていました。

その子は家で透析をしていたのですが

すごく辛そうで、腎臓が悪くなると本当に怖いんだなって思いました。

結局その子は3年後に亡くなってしまったのですが

人工透析を始めると、5年以内に亡くなる方が4割もいるそうです。

 

最近では糖尿病が原因の腎臓病になる人も急増しているそうなので

糖尿病の早期発見と治療も非常に大事ですね。

 

特に糖尿病の場合は、今は素晴らしい薬が出ているみたいなので

厳しい糖質制限をしなくても進行を遅らせるたり、改善させることは可能だそうです。

 

糖尿病と健康診断で指摘されたのに治療していなかったり

 

そもそも検診を受けていないで、いつのまにか糖尿病が末期になってしまうと悲惨なことになります。

 

ちなみに腎臓病はその他に、自己免疫異常が原因による iga 腎症などもあるようです。

 

iga 腎症は細菌が扁桃に張り付くことによって炎症を起こし

 

免疫システムが過剰に暴走することで、腎臓の組織を破壊してしまうそうです。

 

比較的若い人も発症するし、年齢問わず突然なることもあるので気をつけたいですね。

 

私の場合ずっと扁桃腺が赤く腫れていたのと、扁桃の部分に1 CM くらいの玉のようなものがついていたので耳鼻科へ行きました。

 

昨年までは耳鼻科選びに失敗して

良くならないどころか体に合わない抗生物質を出されて、大変な下痢になり大学病院へ行く羽目になりました。

 

もうクリニック選びで絶対に失敗したくないと思い

よく調べて隣の駅にある最新の機器を揃えた耳鼻科に行きました。

 

以前行っていた耳鼻科はペンライトで目視するようなクリニックで、診察をしていたのも80代のおばあちゃん先生です。

 

今回行ったクリニックは30代くらいの若い先生で、ファイバースコープでしっかり見てくれて機器も最新のものばかりでした。

 

やはり色々な人の意見を聞いていても、

最初のクリニック選びで失敗すると、病気が治らないばかりか、放置状態になっ

さらに悪化すると言う悪循環に陥ります。

 

特に最新の機器でしっかりとしたデータも取らず

医師の感覚いや思い込みだけで判断するようなクリニックは絶対にやめたほうがいいですね。

よくわからないけど、とりあえず抗生物質出しておこうみたいな医者も駄目です。

 

耳鼻科なら最低限ファイバースコープで見てくれるところ

 

皮膚科ならばダーモスコピーが置いてあるところ

 

歯医者なら口腔外科医がいるところ

眼科なら OCTでもみてくれるところ

 

そして年齢は35歳から55歳くらいで

体力も視力も聴力もしっかりしていて

大学病院である程度の経験を積んで、

開業をして、自己責任でクリニックを運営している、やる気がある医師のいる所がいいですね。

 

これから歯医者と皮膚科にも行くつもりなのですが

 

最寄駅から適当なところを選ぶのはやめます。

しっかりと上の基準を満たしたクリニックが隣の駅にあったので、一駅移動してでもそこに行こうと思います。

 

ちなみに今回行った耳鼻科では、異常なしでした。

 

扁桃の奥に玉のようなものがありましたが、唾液が詰まった袋だそうで問題ないそうです。

 

以前も舌の裏に同じようなブツっとしたぶつぶつができていて、歯医者に飛び込んだのですが

同じく唾液が詰まった袋で問題ないとのことでした。

 

インターネットなどで調べると色々怖い情報が出てきますが

 

結局は素人の判断では最後まで分からないので不安が残るだけです。

 

最近はそうやってインターネットで調べてパニックになってしまう、サイバー心気性の患者が増えているそうです。

 

ちょっと調べて気になったら、すぐにクリニックに行ったほうが精神衛生上も安心です。

 

ちなみに耳鼻科の先生に HPV による中咽頭癌についても聞いたのですが

 

やはり先生のクリニックでも、ファイバースコープで見て、中咽頭癌や上咽頭のEB ウイルスの癌が見つかることはあるそうです。

 

EB ウイルスという上咽頭にできるウイルス性の癌で日本人にはあまり多くないと言われていますが

 

先生のクリニックでは若い方でも EB ウイルスが発見されることは結構あるそうです。

 

HPVの中咽頭の場合は喉の違和感よりも、首の腫れが目立つことが多いそうです。

 

首のリンパが腫れてきたりした場合はちょっと注意ですね。

 

他にも HPV は口腔内や皮膚などいろいろなところにできるので

やはり若い人は手遅れになる前にワクチンを打っておいた方が良いと思いますね。

 

ということで今回は腎臓内科と耳鼻科へ行ってきました。

 

腎臓の結果は来週でますが、トータルの費用が2万円近くになってやばいです。

 

腎臓内科の最初の検査で8200円くらいしましたし

次回の値段も事前に聞いてきたのですが3000円ちょっとだそうです。

さらに耳鼻科の診察とビタミン剤の薬代で4000円ほどかかりました。

 

さらに今月は眼科の精密検査で6000円

そして免許の更新で7000円ほどかかります。

 

お財布ちゃんの健康状態がやばいです(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)

 

次回の皮膚科と歯医者はもう少し後に待つしかなさそうです。

 

とりあえず私の腎臓ちゃんの状態をしっかりとメンテナンスするため

来週腎臓内科で結果を伺っていきたいと思います。

膀胱の状態を見るために

 

2時間トイレを我慢して、再び尿検査をして腹部エコーをするそうです。

 

腹部エコーはちょうど来年の健康診断のオプションでつけようかと思っていたのですが

 

今回保険適用で、半額くらいの料金で受けられてラッキーです。

 

とりあえず来週、腎臓内科へ行ってきたいと思います。

 

あと母がこの間、呼吸の苦しさとめまいの症状が出たことで血液検査をしてもらった結果

 

心臓の疲労度を表す BNP という数値が、基準値よりもかなり高かったので心配です。

 

心不全は今後患者数が激増するため

心不全パンデミックが起こるとも言われていますね。

 

とりあえず心不全についても色々調べて大体のことは分かったので

まずは病院へ再検査に行ってもらい対策したいと思います。

 

うちの母も父も、私のように健康に対して敏感なタイプではないので

危機感が全くなく心配です。

よくいる、気にしすぎ、もしなった時はぽっくり行けるᕙ⁠(͡⁠°⁠‿⁠ ͡⁠°⁠)⁠ᕗと言う、楽観的なノータリンタイプです。

 

今の身体状態とデータがだけが、現実をシビアに映し出します。

 

とりあえず父も母も、少しでも元気で楽しく暮らせる時間が延びるように

私の方でこっそりと対策していきたいと思います。

 

 

 

以上