どうも、毎日ブログ更新している場合じゃないのにまた投稿してる三条です。
つい最近、自分の中でショッキングな出来事がありました。
今の清掃現場で働く80代のベテラン女性についての話です。
そのベテランのシニア世代の女性は週5日清掃の仕事していて、もう20年になるそうです。
80代なので、通常なら年金暮らし等で、仕事からは離れている人が大半ですよね。
しかしその女性は今も週5日、清掃の仕事をバリバリこなしています。
私は今までその女性に対し「きっと年金だけでは暮らしていけない生活苦で、あのお年まで無理してるんだろうなぁ」と一方的に決めつけ、少し気の毒に思っていました。
先日、同じ現場で働く方に聞いたのですが、そのベテランのおばあさん社員は駐車場を経営されているらしいのです。
駐車場経営者・・?それじゃぁ毎月自動的に収入が入ってくるはず。生活苦どころかブルジョア寄りなのでは?
と思ったのです。
それなのに、どうして20年間も低賃金で重労働の今の清掃の現場で働き続けているのか・・?
私には理解しがたい状況です。
しかし、その後にその女性をよく観察していると、理由がわかりました。
その女性はおしゃべりが大好きみたいで、いつも現場の狭い休憩室の椅子に座りながらぺちゃくちゃと会話の中心となって、楽しそうに話しをされています。
周りの人たちはみんな彼女の話をしっかりと聞き、リアクションもしてくれるので本当に楽しそうです。
彼女がこの職場に金銭面以外の理由で通う動機はそこにあるのではないか、と思っています。
もし、これが今の職場ではなく、普通のシニア女性として過ごしていたら、お年寄りの会話をあそこまで辛抱強く興味を持って聞いてくれる人は、そう多くはないと思います。
彼女にとって、自分の話を聞いてもらえる、楽しいおしゃべりができる、孤独を感じない空間・・それが金銭的な価値よりも上だったわけです。
※私の勝手な見解ですが。
よくよく思い返すと、私も昔低賃金のパートをしていた時代に、職場に通いたくて仕方ない時がありました。
その理由は仕事が楽しいから、ではなく、職場に好きな人がいたからです。
その人に会いたいから辞めない、その人と会えるから幸せ、だから仕事をする・・という感覚でした。
結局、その現場は気づいたら3年間位勤めていましたね。
私にとって、お金よりもやりがいを感じさせてくれるものだったわけです。
結局、人間は欲望の塊なので、その人にとって+になる、要はアガることがあれば真のやりがいとなり、結果的に仕事にも精力的に取り組む原動力になると思います。
とくに一般的な労働者のする仕事内容では、歯車すぎてやりがいなんてほぼ皆無ですから、
愛社精神とか勤労の美徳とか、社会人うんたら・・を無理やりこじつけても無理がありすぎます。
以前、欲望のマーケティングという本を読んだのですが、美魔女ブームに火が付いた背景が欲望であることが書かれています。
※ 個人的には美魔女ブームは欲望よりも劣等感を刺激した 煽り戦略だと思うのですが・・。
人は理屈よりも、義務よりも、なによりも欲望によって行動する。
だから欲望を駆り立てればよい、という話です。
こう書くと、他人を操作しようとしている感じで嫌ですが、
先ほどの80代の女性の例のように、特に誰にも強制されなくても、自分から欲望を満たしたいと思う人はたくさんいるのではないでしょうか。
むしろ、その欲望が満たされないからこそ、ストレスが溜まり不合理で矛盾した行動をとってしまう・・という現象もよくありますよね。
ちなみに今の職場の医療施設にいる患者さん達はみんな障がい者で、会話をすることさえできませんが、よく嵐などジャニーズの曲が病室で流れています。(患者さんの好みの曲を流している)。
聞き耳を立てていると「この子はsexyゾーンのファンで~。EXILEじゃダメなんですよ~」なんて親が話しています。
あんなに意識が朦朧としているように見えて、欲望はしっかり選別している。欲望の目は覚醒しているんだな・・と感じた瞬間です。
今の職場で私が超絶やる気が起きない理由は、現場の仕事内容ではないのかもしれません。
単に職場にイケメンがいないから。
あんなに人がたくさんいるのに、イケメンは一人も見たことがないです。
逆に職場にイケメン(私好みの)がいれば楽しく通っていたかもしれませんね。
人間の欲望はバカにできません。
待遇面の悪い仕事、人気のない仕事ほど、会社は福利厚生の一環として、会社に社員のモチベを上げるトリガーを配置すべきです。
結論
今後、やりがいのない一般労働系の職場には、必ずイケメンと美女を設置すべし。
色々ありますが、結局はイケメンか美女の配置で完璧だと思います。
おしゃべり好きなマダムの件は、話の中心人物に権力があるか、ないかで心地よさが決まってしまうからです。
権力があれば周りは基本的にYESマンになるので、そりゃ気分よく会話できます。
でも聞く側にとっては疲労感しかたまりません。
組み合わせが微妙な点を考えると、やはりにわかりやすい性的な魅力が一番なのかと思います。
あれだけ、社会の仕組みについて論じていたのがアホらしくなるほど、単純な結論に辿りついてしまいました。
まぁ、結局人間なんてそんなもの。
世の中なんてそんなものですね。
今の職場にはイケメンが一人もいないので、どちらにせよ私のやりがいは復活しません。次の仕事への準備に集中したいと思います。