幸せになりたいのに、どうすればいいのかわらかない時
自分には何か他にやるべきこと、やりたいことがあるはずなのに、どうしていいのかわからない、幸せになりたいのに、どうすればいいのかわからない・・
そんな時は自分の気持ちにさまざまなフィルターがかかり見えなくなってしまっている時だと思います。
心にモヤがかかると人は不安とイラ立ちを感じます。
その葛藤を放置しておくと、ストレスはくすぶり続け、時には病気(鬱、胃潰瘍など)にまで発展してしまうこともあるでしょう。
自分の気持ちがわらかない時はノートで整理すると簡単に把握できる
自分がどうしたいのか、どうすべきなのか、色々な複雑な事情、心情が交わりよく見えなくなってしまった時は二つのノートを用意してみてください。
- 一冊目は本音ノート
- 二冊目は死ぬまでに叶えたいことリストノート
となります。
本音ノート
一冊目の本音ノートには今の自分の気持ちをただ素直に書き綴っていきます。その際、より簡単に効率的に思考の整理ができる書き方のコツがあります。
- 日記風ではなく、箇条書きにする
- すごく嫌なこと、ざわつくこと、嬉しいこと、安心できることの項目を設ける
日記風の長文にすると余計な文章が多くなり、本質を見通すのに時間がかかる可能性があります。箇条書きで、できる限りシンプルに、短く書いていきます。
例:残業ばかりさせられるのが嫌、朝満員電車にのるのが嫌、友人の愚痴を聞くのが嫌など。
すごく嫌なことは↑のような内容でわかりやすいと思いますが、ざわつくこと、も微妙ですがぜひメモしておきたい項目です。
例えば:〇〇さんがいつも私に言うあの言葉にザワつく、など。
嬉しいこと、安心できること、もシンプルなのでわかりやすいと思います。
周囲のウケや反応は気にしない
この時、これを言ったら周囲の人にどう思われるか?という視点を限りなくゼロにして書きだしていくのが重要なポイントです。
誰にも見せないのでどんな意見でもOKです。ただただ正直に素直に書いていきましょう。
次に死ぬまでに叶えたいことリストのノートを書きます。
死ぬまでに叶えたいことリストノート
文字通り今生の人生の残りの期間で、体験してみたいこと、手に入れたいものなどを書いていきます。
その際、残りの人生があと20年位という仮定で書いていくとすんなりリストがでてきやすいです。
長すぎると余計な心配や保証の部分に目がいき、素直に夢を描けなくなる恐れがありますし、短すぎても、準備期間が足りないように思えて(現状から程遠いと思えて)夢が出てきにくくなります。
現実に引っ張られにくく、かつ先の不安に押しつぶされない範囲が20年位になるかと思います。
書いたら時々読み返す
基本的にこれらを書き出す作業だけで、自分の気持ちがわからない、というぼんやりした状態からは抜け出せると思います。
ただし、もやもやとした気持ちが消えない状況にある場合、これらのノートを分析すると問題の本質が見えてきます。
本音ノートの嫌なことリストに注目
自分の本音を素直に書き出した内容の中から、これは他人に言ったらまずいんじゃないか?人にいったら非難されるのではないか?呆れられるのではないか?というものに◎をつけていきます。
例:週5日も(または正社員で長時間)働きたくない
基本的に人に言うと非難されるかもしれない=自分自身が悪いことだと信じていること、です。
願望は明確に週5日も働きたくない、なのに、自分の信念は週5日も働かないなんてダメ人間だ!となり、こころの中で常に欲求と信念が対立している状況なのがわかります。
これがいつもモヤモヤして苦しい原因です。
欲求をごまかすことはできない
ここで、多くの人が欲求のほうを信念に無理やり合わせようとして無駄なフラストレーションを溜めるパターンに陥ってしまいます。
この場合だと私は週5日働きたい!→(本当は嫌だけど)働かなければいけないんだ!→それが社会人として立派な務めだ!
という感じで欲求を無視します。反対の信念を変えようという試みをしてみようとはしません。
信念を多面思考で捉えてみる
せっかくノートで対立の原因を把握できているのですから、信念のほうを多面思考で変えてみるよう試してみるのがオススメです。
例えば、
- 週5日働くことは本当にいいことなのか?
- 週5日働くことがベストだという根拠はどこにある?
- 週5日も働かなくても高い収入を得て沢山税金を納めて、豊かに暮らしている人の例は?
などなど。
もしかしたら、今まで否定していた自分の考えもアリなんじゃないか?と考えなおしてみるのです。
そうすれば欲求と信念のアンバランスは矯正され、次にすべきことがすんなり見えてきます。(転職をする、働き方を変えるなど)
常に足かせになっているのは他人の信念ではなく、自分の中にある信念だけです。
自分が信念を変えれば、他人の信念に惑わされることはなくなります。
すぐには行動に移せなくても、今までよりもずっと自分の気持ちに正直でいられるため、精神的にも無理がなく穏やかに過ごせます。
以前:「週5日も働きたくないなんて思うなんて私はなんて怠惰でダメな奴なんだ(;〇д〇`)みんなはそうしているのに。もう貝になりたい・・」
という罪悪感から解放され「週5日も働くなんてありえなす。アホちゃうか(´-公-`)p私はそんなのごめんだね。いつか絶対抜け出してやるわ!( `Α´)とりあえず今できる分はさせて頂くけどね。働かせて頂くことは有り難いけれど、週5日がベストなんて誰が決めた!知るか!」
という感じです。
次に家族や親しい人からの反対、期待という面との葛藤について書きます。(長くなってきたので次の記事に続きます(´・ω・)p)